
アンカラ: レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が月曜、トルコ軍が隣接するイラクでの攻撃中に、シリアのクルド人最高司令官を殺害したと述べた。
トルコ軍は先月、違法なクルド人労働者党(PPK)過激派に対する新たな地上・航空攻撃「クロー・ライトニング作戦」を開始した。
エルドアン大統領は、軍事的な侵攻によりソフィ・ヌレッテンの偽名を使うシリア生まれの「テロリスト」を排除したと述べた。
同大統領によれば、ヌレッテンはシリアでPKKの最高軍事司令官を務めていた。
ヌレッテンは「イラク北部で実施された作戦により制圧された」と、エルドアン大統領はテレビ放送された発言の中で述べた。
アンカラや多くの国際社会からテロ組織に登録されているPKKは、トルコ国家に対する数十年にわたる反政府運動の足がかりの場所として、イラク北部の山々を利用してきた。
トルコ軍はイラク北部のPKKの拠点に対し、国境を超えた軍事作戦と空爆を定期的に行っている。
トルコは2月、イラク北部のドホーク地域に潜伏するPKK反政府勢力に対し、新たな軍事作戦を開始した。
この襲撃の一部は、PKKによって洞窟に捕らえられている12人のトルコ人兵士と1人のイラク人を救出するために計画されていたため、物議を醸した。
トルコは、13人の男性を解放する前にPKKが彼らを処刑したと非難した。
エルドアン大統領は月曜、ヌレッテンは13人の死の責任の一部を負っていると述べた。
AFP