
アラブニュース
アンマン:クウェートのシェイク・ナッワーフ・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ首長は火曜日、同国首都で公式訪問中のパレスチナのムハンマド・シュタイエ首相と会談した。
シュタイエ首相は、クウェートのパレスチナの大義に対する努力と無限の支援、そしてパレスチナ人に対する擁護について感謝した。国営通信社WAFAが伝えた。
シュタイエ首相はクウェート首長に対し、最新の政治情勢や、特にエルサレムにおけるイスラエルのパレスチナ人に対する侵害について説明した。また、国民の和解を実現するため、ガザ地区の復興に向けた支援を動員し、そして占領を終わらせ独立したパレスチナ国家を樹立するというパレスチナの大義を支持する国際的な機運に照らし、政治的な道筋を作るために取り組んでいる努力について説明した。
シェイク・ナッワーフ首長は、パレスチナの大義は昔も今もクウェートの最重要課題であり、パレスチナ人が正当な権利を得て独立国家を樹立するまで、クウェートはパレスチナ人の味方であり続けると断言した。
会談にはパレスチナのリヤード・アル・クウェートマーリキー外相も出席した。
クウェート通信によると、シュタイエ首相はクウェートのシェイク・サバーハ・ハーリド・アル・ハマド・アル・サバーハ首相とも会談し、地域の平和と安定を実現するための外交努力を支援するため、継続的な協議と恒久的な連携の強化について話し合った。
シェイク・サバーハ首相はまた、自国の「パレスチナの大義に対する原則的かつ確固たる姿勢へのコミットメントと、国際決議に従って東エルサレムを首都とする独立国家を樹立するというパレスチナ人の正当な権利への支持」を表明した。
シュタイエ首相は、「望ましい平和と安定を実現するためには、中東における和平プロセスを再開し、イスラエル当局による侵害が繰り返されないようにするとともに、パレスチナ人に対する暴力的な行為を終結させるためにアラブと世界が協調して努力する必要があることを強調した」
また、クウェートのシェイク・アフマド・ナーセル・アル・ムハンマド・アル・サバーハ外相も、パレスチナのアル・マーリキー外相と会談した。