
エルサレム:政権交代を控えたイスラエル政府が6月8日、論争の的となっている来週のエルサレムでのユダヤ民族主義者によるデモ行進を許可したことが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相官邸の声明で明らかとなった。
声明によると、「行進は6月15日火曜日に行われる」という。さらに声明は、内閣がこの決定を承認しており、本イベントは「警察と主催者が合意した」形式で行われる、としている。
元々10日の開催を予定していたデモ行進は、1日前に主催者が中止していた。イスラエル警察がルートに反対していたこと、ハマスの高官がイスラエルに対し、「東エルサレムとアル・アクサモスク地区に接近させないよう」警告していたことがその理由である。
AFP通信