
アラブ・ニュース
ドバイ:ヨルダンは、パレスチナ占領地におけるイスラエルの攻撃や挑発の阻止を目指すアラブ閣僚委員会の委員長に選出されたと、ヨルダンの国営ペトラ通信が火曜日に報じた。
アラブ閣僚委員会は、ヨルダン、サウジアラビア、パレスチナ、カタール、エジプト、モロッコ、チュニジアの各閣僚とアラブ連盟の事務局長で構成されている。
ヨルダンのアイマン・サファディ外相が委員長を務める同委員会は、イスラエルによるエルサレム占領地への攻撃を阻止する地域的及び国際的な方法について議論した。同委員会は、イスラエルによるエルサレム占領地への攻撃は、二国間解決と地域の平和を損なうものであるとしている。
一方、イスラエル軍は水曜日、パレスチナ自治区から飛ばされた発火バルーンへの対抗措置として、先月11日間にわたる国境を跨ぐ応戦の停戦後初めて、ガザ地区への空爆を実施した。
火曜日、イスラエルの極右民族主義者らは、旗を振って東エルサレムを行進した。その際、暴動鎮圧用の装備をした警官や騎馬警官らが、壁に囲まれた旧市街の要所であるダマスカス門までの区域を封鎖し、行進が始まる前にパレスチナ人を排除した。