• モハメド・アル・カジャ大使は、大使館が深まりを見せる二ヶ国関係の中核部分になると語っている。

アラブニュース

ロンドン：アラブ首長国連邦（UAE）は水曜日、イスラエルに大使館を開設した。

モハメド・アル・カジャ氏は、イスラエルとの完全な外交関係を結んだ3番目のアラブ国家になって1年も経たないうちに、テルアビブに大使館を開設した。

「この地域の将来のより良い方向性を決めるのに、新たなアプローチと考えを取り入れるべき時期です」と、アル・カジャ氏は述べた。「テルアビブでのUAE大使館開設が、深まりを見せる両国および両国民の間の中核部分になることを願っています。」

イスラエルのアイザック・ヘルツォグ大統領と、UAEの食料安全保障担当相のマリアム・アルムヘイリ氏が式典に参加した。

ヘルツォグ大統領は、「テルアビブでのUAE大使館開設は、中東の平和、繁栄、安全にかかる平和に向かう両国にとって、重要な節目です」と語った。

「UAEの国旗がテルアビブで誇らしげになびく光景は、つい1年前には叶わぬ夢でした。いろいろな意味で、今は普通のこととなりました。」

UAEは昨年8月、アメリカの仲介でイスラエルとの国交を正常化させる合意を結んだ。続く数週間に、バーレーン、スーダン、モロッコも同じような合意を結んだ。

その後数ヶ月で、UAEとイスラエルは立て続けに経済協定や連携協定を結んだ。

アルムヘイリ氏は、二ヶ国関係の進展を賞賛した。

「両国の発展と繁栄は新たな時代を迎えました。」とアルムヘイリ氏は述べた。「大使館の開設は大きな意味を持ち、さまざまな重要セクターで知識や経験の交換が進むでしょう。」

UAE大使館は、テルアビブの商業地区の中心にあるイスラエルの証券取引所と同じ建物内に設置されている。

UAE大使の就任式は、イスラエルのヤイル・ラピド外務大臣がアブダビでの大使館を開設してから数週間後の出来事だ。