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ヒズボラとイスラエル軍のさらなる衝突の兆候:日本メディア

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21 Jul 2021 02:07:37 GMT9
21 Jul 2021 02:07:37 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:日本の月刊誌が報じたところによると、ヒズボラとイスラエル軍の間でさらなる衝突の兆候があり、イランがそれに深く関与している。

「ベイルートに隠れた本部があるようだ」と情報誌『選択』が7月号の記事で報じた。「イスラエルの諜報機関モサドが、イランのイスラム革命防衛隊の最高司令官がこの本部に頻繁に訪れたことを認めた」。

中東の西側情報筋が『選択』に語ったところによると、地上の状況を分析してガザへの武器提供方法を議論するために、イラン、ヒズボラ、およびガザの高官のための合同作戦司令部が非公式に設立された。

同地域での現在の衝突では、「無制限の」数のミサイルがガザから発射され、中東諸国の軍事アナリストを驚かせた。『選択』によれば、計4,300発のミサイルが発射された。「これらのミサイルはガザから70キロ離れたテルアビブの近くにも到達した。これはハマスが使用する『自家製』ミサイルではなく、イランから密輸された高品質な産業的ミサイルである」。

ヒズボラはレバノンの公式軍よりもはるかに強いとされるが、レバノンの経済状況を懸念する必要がある。レバノンの人々は、経済的に苦しんでいる。部分的には甚大な港の爆発事件のためであり、それだけでなくコロナウイルスの影響もある。ヒズボラはレバノンの人々の状況を考慮する必要がある。

2つの要因がイスラエルとヒズボラ間の状況に影響を与える可能性がある。

1つは、イランの新任されたイブラヒム・ライシ大統領の計画である。『選択』によると、二つ目は、レバノンの国内情勢である。イランの新大統領は保守的だが、投票率は史上最低であり、人々の期待は低い。

一方、イスラエルは12年ぶりに首相が交代した。ナフタリ・ベネット新首相は、ヒズボラとの実際の戦闘だけでなく、軍隊での豊富な経験を持つ強硬派として知られる。

イスラエル軍は、ミサイルがレバノン、シリア、イラクの3方向から発射される「Northern War」を模擬訓練している。これは、シリアとイラクにおいて、イランとヒズボラも親イランの武装組織を利用するためである。

イランとイスラエルは、サイバー攻撃を利用した隠れた戦争に関わってきた。これが第1ラウンドだとすると、5月のミサイルによる戦闘は第2ラウンドだった。「Northern War」が第3ラウンドとなるだろう。

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