
ドバイ:米主導の有志連合は、2014年からイラク治安部隊に50億ドル以上に相当する装備を提供してきたと、30日に連合軍報道官が発表した。
「つい先週にも国際有志連合は、イラク治安部隊に3500万ドル相当の装備を供給した」と国際有志連合報道官のウェイン・モラト大佐は述べた。
「これは、イラク治安部隊に資金、訓練、装備を供給する『フロム・ザ・ファンド』の一環で、米軍が支援している」と報道官は付け加えた。
ここには、通信・情報装備やさまざまなサポートが含まれると、国営イラク通信(INA)が運営するイラク報道チャンネルの中でモラト報道官は述べた。
「イラク治安部隊への支援は今後も継続され、おそらく将来的に戦闘部隊の撤退の決断を下す際には、イラク政府と米政府の判断に任されることになる」と報道官は述べた。
先週、あるイラク軍関係者が、イラクと国際有志連合との関係は、対テロ戦闘、イラク治安部隊への訓練や装備の供給、情報活動などが基本になると語ったとINA通信は報じている。