
サイード・アルバタティ
アレクサンドリア: イエメンのマアリブ、ラヒジュ、ジョウフ、アル・バイダで、イエメン政府軍と反政府武装勢力フーシ派との激しい戦闘が発生し、過去24時間で数十人のフーシ派の兵士が死亡した。軍当局者と部族指導者が日曜日、明らかにした。
土曜日と日曜日にマアリブ南部のラハバ地区の山岳地帯で政府軍がフーシ派の攻撃に反撃し、少なくとも40人のフーシ派の兵士が死亡した。イエメン軍のメディアディレクターを務めるヤヒヤ・アル・ハテミ大佐がアラブニュースに対し述べた。
イエメン軍当局者によると、政府軍と同盟関係にある部族民兵は、アラブ連合軍の上空援護を受けながら同地区で反撃を実施し、山を占拠してフーシ派の部隊が置き去りにした武器を回収することができたという。
戦闘機はマアリブで、戦地へ兵士と武器を運ぶ軍用車に対して複数回の空爆を実施した。
部族民によると、マアリブで少なくとも2台の軍用車が戦闘機による空爆を受け、炎上したという。
アル・アブザク山からフーシ派を追放することで、政府側はマアリブ南部の広大な地域を掌握し、フーシ派による南部からマアリブ市への脅威を事実上追い払うことになる。
南部の支配を失ったものの、フーシ派はマアリブ市の西側地域の政府軍を積極的に攻撃し続けたと地元メディアは報じた。
フーシ派はアル・マシュジャフとアル・カサラで政府軍に攻撃を仕掛けたが、領土を獲得することはできなかった。
フーシ派が戦略的に重要な拠点であるマアリブへの大規模な攻撃を再開した2月以降、マアリブでは何千人もの人々が死亡した。
フーシ派は、攻撃をやめ、イエメンでの戦争を終わらせるための和平努力に協力するよう求める多くの現地での要求や国際的な要求を無視してきた。
国営メディアが軍司令官のムハンマド・アル・ハッジ准将の話として報じたところによると、近隣のジョウフでは、陸軍および部族民兵が日曜日、政府側の支配下にあるジョウフ西部のアル・ジャダファーの地域に対するフーシ派の攻撃を撃退し、フーシ派は「多大な」損害を被った後、撤退を余儀なくされたという。
ラヒジュ州とアル・バイダ州の州境でも戦闘が発生し、南部暫定評議会を支持する勢力が支配する地域がフーシ派に攻撃された。
地元メディアによると、フーシ派によるラヒジュ州のセナアへの失敗に終わった攻撃で、政府軍の兵士1人とフーシ派の兵士複数人が死亡した。部族民兵は日曜日、アル・バイダ州の西側に位置するフーシ派の支配下にあるアル・ソウマ地区を攻撃した。