
アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦代表団がテヘランを訪問中に、アラブ首長国連邦のシェイク・ナヒヤーン・ビン・ムバラク・アル・ナヒヤーン寛容・共生相が、新たに就任したイブラヒム・ライシ大統領と会談した。国営通信WAMが7日に伝えた。
ライシ大統領は会談で、イランはあらゆる分野においてアラブ首長国連邦との関係を強化することを誠実かつ真剣に望んでいることを表明したと、イスラム共和国通信(IRNA)が報じた。
イランの最高指導者の保護を受けているとされるライシ氏は先週、議会で行われた就任式で新大統領として就任宣言を行ったが、これにより、イランのすべての政府機関における強硬派の優位が確立した。
欧米への不信で知られる元司法長官のライシ氏が、この緊迫した時期に政権に就くことになる。歴史的な2015年のイラン核合意を復活させるためのイランと米国の間接協議は停滞しており、米国はイランへの制裁を維持し、地域の敵対関係は激化している。