
ベイルート:レバノンのシーア派組織ヒズボラは木曜、数時間のうちにイランからレバノンへ海路により石油が出荷されること、その後もさらに出荷が続く予定であることを公表し、米国とイスラエルに対し、出荷次第、船はレバノンの管轄になると告げた。
ヒズボラは以前、深刻な電力とガソリン不足で苦しむレバノンのため、イランから石油を輸入する方向で動いていることを発表している。
「神の思し召しで、この船も、その後出荷される石油も無事に届くだろう」と、イランに支援を受けるヒズボラの指導者であるサイード・ハッサン・ナスラッラー氏は、680年の戦いでの預言者ムハンマドの孫、フセインの死を悼むシーア派の行事、アシュラのためにテレビ放送されたメッセージで語った。
ロイター