
テヘラン:イランのホセイン・アミラブドラヒアン外相は、地域サミットに参加するため、金曜日イラクに向けて出発した。
外務省のサイード・カティブザデ報道官は短い声明の中で、「イラク支援のための会議」への出発を発表。
バグダッドのサミットには、イランのイブラヒム・ライシ新大統領も招待されているが、出席するかどうかは明らかではない。
イラクのムスタファ・アル・カディミ首相に近い情報筋によると、土曜日の会議は、地域を揺るがす危機に対処するためにイラクに「統一的な役割」を与えることを目的としている。
エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領とヨルダンのアブドッラー2世国王が出席を表明しているほか、フランスのエマニュエル・マクロン大統領も出席を予定している。
また、サウジアラビアとトルコの首脳も招待されている。
イラクは、アラブ諸国とイランの間の調停役としての地位を確立しようとしている。
バグダッドは4月から、地域の重鎮であるリヤドとテヘランが2016年に断絶した関係を修復するための話し合いを仲介している。
先週就任したライシ師は、リヤドとの関係回復に「障害はない」と述べている。
同氏は、地域諸国との関係改善を優先課題の一つとしている。
AFP