
ワシントン:米軍は27日、カブール空港での自爆テロの犯行声明を出した組織「ダーイシュ・ホラサン」の「首謀者」に対するドローン攻撃を行ったと発表した。
「無人機による空爆は、アフガニスタンのナンガルハル州で行われた。初期段階の情報によれば、我々は標的を殺害した」と、中央軍のビル・アーバン大佐が述べた。
「民間人の犠牲者は出ていない」と、自爆攻撃以降報道されているものとしては初となる米国の空爆について発表する声明の中で、同氏は付け加えた。
アフガニスタン国外から行われたこの攻撃は、26日の攻撃後、一段と厳しくなった警備の下でカブール空港からの退避者の空輸が続けられる中で行われた。
自爆テロ犯は、同空港のアビーゲート前の密集した群衆の中で爆弾を爆発させ、米兵13人を含む少なくとも78人が死亡した。一部メディアは、死者は200人近くに上ると報じた。
米国政府関係者は、爆発後、銃を持った複数の男が発砲し、さらに多くの死者が出ることになったと語った。
この攻撃は、暴力的なダーイシュのアフガニスタン支部組織が実行した。
この攻撃を受けて、米国のジョー・バイデン大統領は報復を宣言した。
「この攻撃を実行した者、そしてアメリカに危害を加えようとする者に伝える:我々は決して許さない。我々は忘れない。我々は追い詰め、代償を払わせる」と26日、バイデン氏が述べた。
27日午後、米国防総省のジョン・カービー報道官は、同組織が再び空輸機の攻撃を計画していると認識していると述べた。
「我々はまだ信頼性のある脅威、…具体的かつ信頼性のある脅威があると考えている」と、同氏は述べた。
AFP