
ヤシン・モハメド
カイロ: エジプトは、リビア情勢の安定化に向けたあらゆる取組みに対する支援の継続を確認した。
エジプトのサーメハ・シュクリ外相は、リビア大統領評議会のアブドラ・アル・ラフィ副議長との会談で、リビアをその領土全体おける独立した主権国家として全面的に支持することを確認した。.
エジプト外務省の報道官は、シュクリ外相はリビアの同胞に対し、できる限りの支援をするというエジプト政府の方針について言及したと述べた。
シュクリ外相は、より良いリビアの未来への道筋の安定化のために極めて重要なステップとなる大統領選挙と議会選挙の予定通りの実施に向け、国民から承認された政治的ロードマップの達成着実に前進しているリビアへの支持を強調し、また、リビア代議院に対し、大統領選挙法における努力と、国内の関連政党と協力して議会選挙法を責任を持って実施してゆくことを賞賛した。
さらに同外相は、リビアの完全な主権回復の妨げとなっていることや、近隣諸国の治安に影響を及ぼしていることを理由に、外国人戦闘員や傭兵に加え、外国の軍隊もリビア国内から退去する必要があると繰り返し強調した。
リビアのアル・ラフィ大統領評議会副議長は、リビア情勢の安定化に向けたエジプトの支援と取り組みに対し、感謝と自信の意を表明したうえで、歴史的絆に基づいた両国の関係の前向きな進展、リビア再建とその開発段階におけるエジプトの役割の継続に対するリビア国民の期待、先月開かれたエジプト・リビア合同高官級委員会で締結された協定などについて賞賛した。