イラン、空軍の演習をイラン全土で開催、最新の武装演習を実施

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21 Oct 2021 07:10:47 GMT9

イラン空軍がイラン中央部に位置する広大な砂漠において、例年行われる防空訓練を2日間に渡り実施したその1週間後に、毎年開催される大規模な全国規模の空軍の演習が行われる。

テヘラン：イランは、大規模な防空訓練を行った1週間後の木曜日、毎年恒例の空軍演習をイラン全土で開始したと国営テレビが報じた。

国営テレビによる報道によると、今回の演習では、爆撃機、ジェット戦闘機、攻撃・監視用ドローンが演習に参加し、レーザー誘導ミサイルを含む重火器が使用される。

さらに、この軍事演習には、イランのすべての軍事基地が参加すると報じられた。イランには12の空軍基地があると言われている。

同報道では、演習の実施期間については言及されなかった。

本演習は、イラン陸軍と準軍事組織である革命防衛隊が参加して、イラン中央部に位置する広大な砂漠で2日間に渡り行われる毎年恒例の防空訓練が実施された1週間後に行われた。

イランはこのような軍事演習を定期的に行っており、部隊の戦闘即応態勢を評価し、国の軍事力を示すものだとしている。

イランの核開発問題が深刻化しているため、地域は緊張状態にある。2015年に締結されたイランと列強諸国との核合意を再建させるためにウィーンで行われている協議は、6月以降停滞しており、協議再開の時期は決定していない。

2015年の核合意では、経済制裁の解除と引き換えに、イランのウラン濃縮活動が大幅に制限された。2018年、当時のドナルド・トランプ米大統領が米国を核合意から一方的に離脱させたことにより、中東全体の緊張が高まり、一連の攻撃や事件が発生することとなった。

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