
クリストファー・ハミル・スチュワート
ロンドン:10歳の英国人少女が英国で最も高い山の1つであるベン・ネビス山に登り、ガザに住むパレスチナの人々を助けるために何千ポンドもの寄付を集めた。
英国北部の町ボルトンに住むアーミラ・ハジェさんは、ウェールズ最高峰となる1,340メートルの山に登りきった。この登山はチャリティ目的で実施され、ペニー・アピールのラブ・パレスチナ・プロジェクトのために彼女が集めた金額は、当初の目標だった600ポンドを大きく上回る4,468ポンド(5,983ドル)となった。
彼女の募った寄付金は、パレスチナ難民キャンプで栄養のある食料品を配布するために使われる。また農家がオリーブ農場を耕して拡張するのを助け、女性たちの持続可能な収入源として屋上庭園を作ることにも役立てられる。
「美味しい食事を毎日食べられて、汚れた水を飲んで病気になるのを心配することもなく、私たちはとても幸運です。」とハジェさんは語った。
「一日を通して私たちが当たり前だと思っている大小あらゆる事柄は、パレスチナの人々にとっては悲しいことに、夢に思い描いて願うしかありません。」
ペニー・アピールが招集した他のボランティアたちと並んでトレッキングしたハッジェさんの努力は「感動的だった」と、イスラム教チャリティでチャレンジ部長を務めるハルーン・モタ氏はアラブ・ニュースへ語った。
「アーミラさんと彼女の成果を非常に誇らしく思っています… この若さで素晴らしい熱意をもって努力する彼女を見守り、未来を大変明るいものに感じました。多くの人々に刺激を与えるだろう彼女は、私たちの未来です。」