
カイロ:スーダンで大きな権力を維持する民兵組織「急速支援部隊(Rapid Support Forces)」 のモハメド・ハムダン・ダガロ司令官が金曜日、新たな主権評議会の副議長として就任宣誓を行った、とスーダンテレビが報じた。
同氏は軍が主導権を握ったことで解散された旧主権評議会でも同地位にあった。
一方、欧米先進諸国は金曜日、アブドゥルファッターフ・アル・ブルハン主権評議会議長が新たなスーダン統治評議員を任命したことについて、これは民主化に向けた努力をより複雑にする、として強い懸念を表明した。
ブルハン氏は、先月自身が簒奪・解散させスーダンの民主化移行を後退させた軍民共同統治の主権評議会に代わる新たな評議会の議長として木曜日に就任宣誓を行っていた。
ロイター