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イスラエル、新型コロナ感染再拡大の中で子どものワクチン接種を開始 

2021年11月22日、テルアビブのムヘデト医療機関でイスラエルの少年ヨアブ君(9歳)は、ファイザー/ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。(AFP)
2021年11月22日、テルアビブのムヘデト医療機関でイスラエルの少年ヨアブ君(9歳)は、ファイザー/ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。(AFP)
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23 Nov 2021 04:11:39 GMT9
23 Nov 2021 04:11:39 GMT9
  • 月曜日、テルアビブの広場に子どものワクチン接種会場が設けられ、少数の保護者が子どもたちを連れて静かに接種を受ける列に並んだ

エルサレム:月曜日、イスラエルは、5歳から11歳の子どもにファイザー/ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。最近の新型コロナ感染拡大を抑えることが期待されている。

6月にイスラエルを襲った感染症の第4波は9月に沈静化し始めた。だが、2カ月間1を下回っていたウイルスの実効再生産数「R」がこの2週間で再び上昇し、基準値を超えた。これは、ウイルスが再び指数関数的に広がっている可能性があることを示している。

日ごとの感染者数もこの数日間にじりじりと増えている。現在では確認された感染者のうち、半分を11歳以下の子どもが占める。

月曜日、テルアビブの広場に子どものワクチン接種会場が設けられ、少数の保護者が子どもたちを連れて静かに接種を受ける列に並んだ。この接種キャンペーンは火曜日から全国で始まる。

「子どもたちは学校に行き、他の子たちと一緒に過ごします。交流活動もたくさんあります。子どもたちにワクチンを受けさせ、普通の日常に戻れるのはとても嬉しいです」。月曜日に息子と娘に接種を受けさせたケイティ・バイ・シャロン氏は言った。

テレビカメラの前で予防接種を受けた子どもたちは微笑んだり笑ったりした。涙を浮かべながら保護者にしがみつく姿も見られた。

イスラエルの940万人の国民は比較的若く、そのうち5歳から11歳の子どもは約120万人だ。保健省のデータによると、この年齢層のグループは11月までに新規感染者の3分の1超を占めた。科学者や当局は、子どもたちが予防接種を受けない限り、国は「集団免疫」を獲得できないのではないかと考えている。

幼い子どもたちへの予防接種は、ウイルスの感染を止めるだけでなく、何よりもまず個人の健康を守ることが目的だと政策立案者は述べている。

過去数週間、彼らは、幼い子どもたちが新型コロナウイルス感染症にかかっても重症化することはまれで大半は無症状だが、長期的にはリスクを伴う可能性があると強調してきた。

イスラエルの保健省は、コロナウイルスに感染した子どもの3,500人に1人は、後に体の一部(心臓、肺、腎臓、脳、皮膚、胃腸などの臓器)が炎症を起こす多系統炎症性症候群(MIS-C)を発症するとした。この症状を患った子どものほとんどは集中治療が必要になり、1~2%が死亡する。

当局は、症状が長引くリスクも指摘している。睡眠障害、筋肉痛、嗅覚・味覚の喪失、頭痛、咳など、いわゆる「コロナの後遺症」だ。

保健省が行った13,000人を超える子どもたちの調査によると、約11%が長引く症状に苦しみ、年齢によって1.8%から4.6%が罹患後6カ月間たっても症状が続いている。

イスラエルの医療組織マッカビの調査では、5歳から11歳の子どもの保護者の41%が子どもに予防接種を受けさせると答え、21%が未定、38%が子どもに接種させないとしている。

イスラエルでは、パンデミックが始まって以降、感染者は130万人、死者は8,000人にのぼっている。

保健省によるとイスラエルの人口の約57%がワクチン接種を完了している。完了とは、3回目を接種済み、あるいは2回目接種から5カ月が経過していない状態を指す。

ロイター

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