
アラブニュース
ドバイ:アラブ連合軍は2日、イエメンのサヌアとサアダの軍事目標に対する空爆を実施した。アル・アラビーヤTVが伝えた。
また、アラブ連合軍は民間人に対し、標的となった場所に近づかないよう呼びかけた。
アラブ連合軍によると、サヌアで実施された作戦では武器やその他の物資を保管している主要な倉庫の1つを標的とする攻撃が行われた。アラブ連合軍は、「サヌア東部では、軍事用倉庫として建設が行われている2つの施設を破壊した」と述べた。
アラブ連合軍はまた、サアダで弾道ミサイルや無人機が保管されている施設を破壊した。
アラブ連合軍は前日の1日、サヌア国際空港から発射された無人機をアムラン県上空で迎撃し、破壊したと発表していた。
イランの支援を受けるフーシ派は、爆発物を搭載した無人機でサウジアラビアを繰り返し攻撃している。しかしほとんどの場合、サウジアラビアの防空網に阻まれ、大きな被害は出ていない。
アラブ連合軍はサヌアの軍事目標に対して数多くの攻撃を実施している。中でもサヌア空港を標的とする攻撃が重点的に行われており、これは、同空港がイランの革命防衛隊やレバノンのヒズボラに属する専門家のための軍事基地に転用されていることが監視写真や動画で確認されたことを受けたものだ。