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ベイルート港爆発事故捜査の裁判官、任務を続行へ

レバノンで平時における最悪の惨事が起きてから1年以上が経っても、未だに責任を取る政府高官がいないため、多くのレバノン人が怒っている。(AFP)
レバノンで平時における最悪の惨事が起きてから1年以上が経っても、未だに責任を取る政府高官がいないため、多くのレバノン人が怒っている。(AFP)
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08 Dec 2021 03:12:20 GMT9
08 Dec 2021 03:12:20 GMT9
  • ベイルートの裁判所は、タレク・ビタール判事の高官への尋問を阻止するための、最後の訴訟を却下した。

ベイルート:司法筋によると、去年起きたベイルート港爆発大惨事の捜査は、主任捜査官であるタレク・ビタール判事に対する法的請求のため1カ月以上停止されていたが、捜査の続行が許されることとなった。

ベイルートの裁判所は、タレク・ビタール判事の高官への尋問を阻止するための、最後の訴訟を却下した。

リーガル・アジェンダという弁護団体の責任者であるニザール・サギエ氏がロイター通信に語ったところによると、「裁判所が捜査の停止につながった決定を覆したので、ビタール判事は確実に任務を再開できるだろう」

サギエ氏はまた、更に法的な苦情申立てがあれば、捜査の再開は一時的なものになるだろうと語った。

215人以上の死者と何千人もの負傷者を出し、ベイルートに大規模な破壊をもたらした2020年8月4日の爆発事故の捜査は、強力な派閥からの反発を受けてほとんど進展していない。ビタール判事に対しては中傷キャンペーンが行われ、複数の訴訟が起こされた。

イランが支援するイスラム教シーア派武装組織ヒズボラのリーダーは、繰り返しビタール判事を捜査から排除することを要求し、その争いは政府にまで波及している。ナジーブ・ミカティ首相の内閣は10月12日以来閣議が開けない状態にある。

平時における最悪の惨事が起きてから1年以上が経っても、未だに責任を取る政府高官がおらず、レバノンが政治的にも経済的にも崩壊に陥っている事態に、多くのレバノン人が怒っている。

ビタール判事は7月以来、当時の担当大臣や議員への尋問を要求したが、ほぼ全員が責任追及をかわしている。

ビタール判事は、この捜査を担当する2人目の裁判官である。前任者のファディ・サワン判事は公平性に関する法的な苦情申立てを受けた後、2月に解任されている。

ロイター

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