
アラブニュース
アブダビ: イスラエルの首相が公式訪問のためアラブ首長国連邦(UAE)に到着した。エミレーツ・ニュース・エージェンシー(WAM) が伝えた。
UAEの外務・国際協力大臣であるシェイク・アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は、アブダビ国際空港のプレジデンシャルターミナルに到着したナフタリ・ベネット首相を歓迎した。
首相の到着時、ムハンマド・マフムード・アル・カジャ駐イスラエルUAE大使、アミール・ハイエク駐UAEイスラエル大使も出席した。
UAEとイスラエルが2020年8月にアブラハム合意を締結し、国交を正常化したことが、今回の訪問の背景にある。
また、WAMの報道にあるように、UAE は今年3月、イスラエルの戦略産業分野への投資に向けて100億ドル規模の基金を設立した。
UAE内閣がイスラエルのテルアビブに大使館を設置することを承認した1カ月後の2月には、ムハンマド・マフムード・アル・カジャ氏が駐イスラエルUAE大使に就任した。
両国が歴史的な合意を締結した9カ月後の6月に、イスラエルはUAEに初の大使館を設置した。