
フランチェスコ・ボンガラ
ローマ: アラブ首長国連邦(UAE)とイタリアが、新しいスタートアップに焦点を合わせて、デジタルプラットフォームを介して両国の中小企業セクター間の連携を推進するための協議を行った。
イタリアのマンリオ・ディ・ステファノ外務次官はアラブニュースに対し、地方、地域および国レベルで長期投資を監督する機関であるイタリア預託貸付公庫 (CDP)が運営するプロジェクトに参加することをUAEが望んでいると述べた。
ディ・ステファノ氏によると、CDPのデジタルプラットフォームは、両国が新型コロナウイルスのパンデミックによる渡航制限の障壁を乗り越える支援として、「マッチメイキング」をサポートするという。
ドバイで開催されたUAEのサーニー・アル・ゼイユーディ外務担当国務大臣との会談後、ディ・ステファノ氏は、生命科学、農業、デジタル化、人工知能(AI)の分野に焦点を当てると話した。
また、中小企業の連携が両国間の「素晴らしい」政治的・商業的関係をさらに強化するだろうと述べた。
ディ・ステファノ氏は、UAEはイタリアの成熟した製造セクターから大きな恩恵を受けるだろうとし、「一緒に多くのことを成し遂げられる」と付け加えた。