チュニジア、ベン・ゲルデン:チュニジア国防省によると、チュニジア海軍は、欧州を目指す移民のボートがチュニジア沖で沈没したことを受けて、78人の移民を救出し、1人の遺体を回収した。
移民はほとんどが12歳から45歳までのバングラデシュ人とエジプト人で、隣国リビアとの国境越しにあるザワラ近くのアブ・カンマシュから前夜出発したと、国防省が続けた。リビアでは10年間も無法状態が続いており、海を越えてヨーロッパに渡ろうとする移民には主要な出発地となっている。
チュニジアは、不適切なボートで海を渡ろうとする移民の試みを阻止し、移民を救出する一連の活動を続けており、この救出劇はその最新のものである。
彼らは「ヨーロッパへ向けて海上境界線をすり抜けようとした」が、チュニジア第二の都市、スファックスの南沖20キロの地点でボートに問題が発生したと、同省が語った。
移民はエルケテフの港に移送され、国家警備隊に渡されたとのこと。
エジプト人移民の遺体は市当局に手渡された。
チュニジア赤新月社がAFP通信に語ったところによると、1人の移民が行方不明となっている。
チュニジアからイタリアのランペドゥーサ島まではわずか140キロしか離れていないため、チュニジアも移民の主要な出発点となっている。
チュニジア社会経済的権利のためのフォーラム(FTDES)によると、チュニジアの沿岸警備隊は、今年最初の9か月間に地中海を渡ろうとした約19,500人の移民を阻止した。
今年の6月、不法移民対策の調整と情報共有を目的としてイタリアとチュニジアの政府間に直接通信回線が設立され、この傾向に拍車がかかっていると、国防省が語った。
AFP