
アラブニュース
リヤド:連合軍は24日未明、イエメンの首都サヌアのあるキャンプで、フーシ派の武器を破壊するための空爆を開始したと、連合軍が発表した。
連合軍の関係筋は、フーシ派がこれに先立って、人口密集地に保管されている武器を撤去するよう警告を受けていたと述べた。
フーシ派の支持者らは、期限が近づく中、何とか武器をアル・タシュリーファトのキャンプに移動させることに成功したものの、連合軍がこれを発見し、必要な行動を取ったと、アル・エフバリヤがツイートした。
連合軍は、武器が移されたキャンプにある9つの武器庫を破壊したと、同ニュースチャンネルは報じた。
空爆は、20日に米国海軍がイエメンに向かっていたと見られる漁船から大量の武器を押収したことに続いて行われた。
イランから航行してきたと思われる漁船は、オマーンとパキスタン沖のアラビア海北部での米国海軍の哨戒活動により拿捕された。
海軍兵らは船に乗り込み、カラシニコフ型のライフル1400丁と22万6600発の弾薬、イエメン人乗組員5人を発見したと、米国海軍は述べた。
イランは、サウジアラビアの南にあるこの貧しい国を掌握しようと、イエメンのフーシ派民兵を支援していると考えられている。
サウジアラビア主導のアラブ諸国による連合軍がイエメン政府を支援するようになった後の2015年以降、フーシ派はイエメンやサウジアラビアの民間人施設にミサイルやロケット、ドローンによる攻撃を執拗に行っている。