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連合軍、イエメン・サナアの軍事目標を空爆

連合軍のトゥルキ・アル・マリキ報道官/准将。(資料画像/AFP)
連合軍のトゥルキ・アル・マリキ報道官/准将。(資料画像/AFP)
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26 Dec 2021 02:12:34 GMT9
26 Dec 2021 02:12:34 GMT9

アラブニュース

  • 連合軍が過去24時間に行った空爆によりマアリブおよびアル・ジョウフでフーシ派223人が死亡、軍用車両17台が破壊された。
  • 報道官は日曜に会見を行い、イエメンにおけるヒズボラの関与を示す証拠を提示する予定

リヤド:サウジ主導の連合軍は土曜、南西部ジャザン地域でイランの支援を受けた民兵のミサイル攻撃により2人が死亡したことを受けて、イエメンのフーシ派標的に大規模な攻撃を開始した。

金曜遅くにサウジのサムタハの街を標的に行われた攻撃により、サウジ国民1人とイエメン人1人が死亡した。サウジ人6人とバングラデシュ人1人が負傷し、店舗2軒と車両12台が破壊された。

フーシ派はサウジアラビアの民間人やインフラを標的としたミサイル・ドローン攻撃を頻繁に試みるが、今回は2018年に1人が死亡したリヤドへのミサイル攻撃以来初めて死者が出た爆撃となった。

連合軍は土曜、「大規模軍事行動に向けて準備中」であると発表したのち、イエメン北部のフーシ派標的に空爆を行った。

写真のサウジの戦闘機はイエメンにおける対フーシ派テロリスト軍事行動で連合軍を支援してきた。(AP)

その後、連合軍は威嚇行動に対して、イエメン・サナアの正当な軍事目標への精密空爆を行ったとアル・エクバリヤは日曜に報じた。
連合軍は民間人に標的となった現場に集まったり近づいたりしないよう呼びかけ、サナアでの軍事行動は国際人道法およびその不文律に沿ったものであったと付け加えた。

また、連合軍は「我々はタシュリファト軍事基地の兵器庫を破壊し、この軍事行動はサナアのキャンプから兵器を輸送する試みに対して即座に反応したものだ」とも述べた。

連合軍はさらに、フーシ派は国際法で保護されている民間の施設から兵器の撤去を始めるべきだと加えた。

連合軍は土曜にはイランの支援を受けるマアリブとアル・ジョウフのフーシ派民兵を狙った軍事作戦を40回実行し、過去24時間で兵士223人が死亡、軍用車両17台が破壊された。

また、日曜にイエメン危機に関する包括的な会見を行うと発表した。イエメンにおけるヒズボラ関与およびサウジ攻撃のためにサナア空港を利用した証拠を提示する。

また、空港がミサイルやドローンの発射台に改造されていることを示す証拠も提示すると付け加えた。

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