
アラブニュース
リヤド:アブダビ首長国政府は、屋内外での社交的な催しに関する新型コロナ感染症対策の指針を27日から変更すると発表した。1日当たりの感染者数を抑制するための取り組み。政府広報局が26日に声明を出した。
アブダビ緊急・危機・災害委員会は「今回の変更内容には、結婚式・葬儀・親族の集まりといった社交的催しの参加者数を会場定員の60%まで削減することなどが含まれる」と発表した。
屋内イベントには最大で50名までしか参加できず、屋外イベントや野外活動の場合参加者は最大で150名となる。一方、家庭内での社交的催しの場合は最大30名とする。
新たな指針では「社交的催しに参加するには、Alhosnアプリでグリーンパスを表示、48時間以内に受けたPCR検査での陰性結果証明の提示、社会的距離を維持しながらマスクを着用するなど、既存の予防措置を順守する必要がある」とある。
同委員会は、予防措置が完全に実施されていることを確認するための検査や視察を増やすとし、可能な場合はワクチンの追加接種を受け定期的にPCR検査を受けて、Alhosnアプリでグリーンパスが表示される状態を維持するよう強く求めた。