
アラブニュース
リヤド: イエメンに正当性を回復するための連合(連合軍)は16日、マアリブで実施した空爆で少なくとも220人のフーシ派が死亡したと発表した。サウジ通信社が伝えた。
また連合軍は、石油資源の豊富なマアリブで、イランの支援を受けるフーシ派を標的とした作戦を過去24時間で45回実施し、17台の軍用車両を破壊したと付け加えた。
さらに、アル・バイダではフーシ派を標的とした作戦を19回実施し、それにより60人以上のフーシ派が死亡し、13台の軍用車両が破壊されたという。
一方、イエメンのムアンマル・アル・エルヤニ情報大臣は、内戦勃発以来、何千人もの人々に医療を提供してきたタイズの病院を標的とした迫撃砲攻撃に対する政府の強い非難を発表した。
1- We strongly condemn targeting of Al-Thawra Hospital in Taiz by mortar shells, which caused material damage &panic among the management, staff and visitors of the hospital, which provides its services to thousands of people in the city that has been under siege for 7 years.
— معمر الإرياني (@ERYANIM) January 16, 2022
「クーデター発生以来、タイズのアル・サウラ病院、政府機関、私立病院、学校、施設、インフラ、私有物、民家が、フーシ派による無差別攻撃の標的となり、何千人もの市民が死亡または負傷した。これは重大な国際法違反にあたる」とアル・エルヤニ情報大臣はツイッターに投稿した。
また同大臣は、「イエメンで最も人口の多いタイズでの戦争犯罪と人道犯罪に関する」国連および米国の特使を含む国際社会の沈黙に驚かされていると述べた。
さらに、イランの支援を受けるフーシ派によるタイズの民間人や民用物を標的とした狙撃や爆撃を阻止するために、強硬な立場を取るよう求めた。