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世界経済フォーラムが対面開催で「歴史的転換点」に光を当てる

スイスのダボスで開催予定の2022年世界経済フォーラムの会場となるコングレスセンターで他国の国旗とともに掲揚されるウクライナの国旗。(ロイター)
スイスのダボスで開催予定の2022年世界経済フォーラムの会場となるコングレスセンターで他国の国旗とともに掲揚されるウクライナの国旗。(ロイター)
スイスのダボスで開催予定の世界経済フォーラムの会場となるコングレスセンターの全景。(ロイター)
スイスのダボスで開催予定の世界経済フォーラムの会場となるコングレスセンターの全景。(ロイター)
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22 May 2022 01:05:54 GMT9
22 May 2022 01:05:54 GMT9
  • 今年の総会には50人以上の各国首脳、1,250人以上の民間企業のリーダー、100人近くのグローバル・イノベーターとテクノロジー・パイオニアを含む約2,500人のリーダーや専門家が世界中から集結する

アラブニュース

ロンドン: 世界経済フォーラムは水曜日、2022年の年次総会のテーマが「歴史的転換点の政策とビジネス戦略」に決定したことを発表。パンデミックにより2020年からバーチャル開催となっていた総会が今年は対面開催となって戻ってくる。

「今年の年次総会はパンデミックと戦争の結果として多極化した世界を特徴とするこの新たな状況において世界のリーダーが一堂に会する初めてのサミットです」とWEFの創設者であり会長であるクラウス・シュワブ氏は話す。

総会は2年ぶりの開催で、例年は1月に開催されるところ今年は春の開催となった。50人以上の各国首脳、1,250人以上の民間企業のリーダー、100人近くのグローバル・イノベーターとテクノロジー・パイオニアを含む約2,500人のリーダーや専門家が世界中から集結する予定だ。

「政治、ビジネス、市民社会、メディアなどの各分野から2,500人近いリーダーが一堂に会することは、危機的な状況にある世界の懸案事項に立ち向かうために、信頼がおけるものでありながら非公式かつ実践的行動を重視するグローバル・プラットフォームが必要であることを象徴しています」とシュワブ氏は話す。市民社会関係ではNGO、社会起業家、学界、労働団体、宗教団体から200名以上のリーダー、そしてメディア関係から少なくとも400名のリーダーや報道関係者が参加する予定だ。本年次総会には若手世代も集結予定で、同フォーラムのグローバルシェイパーおよび若手グローバルリーダーのコミュニティから100人のメンバーが参加する。

世界中に広がったパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻、そして地政学的な諸問題などについて会合で戦略を議論する。公人とグローバルリーダーが実際に集まって再会、意見交換し、新たな着想をえて解決策を進めていく。

年次総会ではCOVID-19や気候変動から教育、テクノロジー、エネルギー政策など、さまざまなトピックが議論される予定だ。

そうしたトピックには、2030年までに10億人により良い教育やスキル、仕事を提供するためのイニシアチブ「Reskilling Revolution」、ステークホルダー資本主義を測定する普遍的な環境・社会・ガバナンス(ESG)指標と開示に関するイニシアチブ、そして木や森を守り地球の生態系を回復するイニシアチブ「1 trillion Trees, 1t.org」などがある。

このプログラムのテーマには、世界レベルおよび地域レベルでの協力関係の促進、景気回復と新たな成長時代の形成、健全で公平な社会の構築、機構・食料・自然の保護、産業の変革の促進、第4次産業革命の有効活用を含む6つの柱がある。

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