
アラブニュース
ドバイ:フーシ派民兵によるイエメンのマアリブの地区に対するミサイル攻撃で、女性1人を含む7人の民間人が死亡、36人が怪我をしたと、アル・アラビアTVが報じた。
イエメンのムアンマル・アル・エルヤニ情報相は一連のツイートを通じて、攻撃を非難した。大臣は、虐殺は戦争犯罪であり、フーシ派が最近被った大敗と損害を受けた復讐行為だと述べた。
「我々は、イランの支援を受けたテロ組織のフーシ派民兵が、イラン製の弾道ミサイルを使い、人口密度の高いアル・マタル地区とマアリブの避難民を標的にして行ったこの恐ろしい虐殺を最も強い言葉で非難し、糾弾する」と、大臣は述べた。
アル・エルヤニ情報相は、フーシ派に反対する国際的な姿勢を呼びかけ、国際社会、国連、人権団体、米国大使に対し、同民兵組織の犯罪をはっきりと明確に非難するよう呼びかけた。
中部マアリブ県では26日、政府軍が数ヵ月ぶりにアベディア地区の新たなエリアになだれ込み、同県で最新の戦果を積み重ねる中で、フーシ派数十名が殺害されたと、地元軍関係者がマアリブからアラブニュースに語った。
隣接するハレブの戦略的な山岳地帯を制圧した翌日、イエメン軍とジャイアンツ・ブリゲートは、政府軍からの攻撃とイエメンの正統性を回復するための連合軍の激しい空爆を受けているフーシ派との激しい戦闘の後に、マアリブ南部のアベディア地区のアル・ジャファラを制圧し、同じくマアリブ南部のジュバ地区のウム・レシュ軍事基地を包囲した。