アラブニュース・ジャパン
東京:コロナ禍で保育園での安全に対する保護者の関心が高まる中、移動車両を使った屋外型保育園が都内の公園に登場した。
保育園でもオンラインによる保育が行われるようになり、自宅にいながら通園時と同様の保育が受けられる環境が整ってきている一方で、保護者からは外遊びや子供同士の交流の機会が減っていることに心配の声が上がっている。
春のさわやかな天候に恵まれたゴールデンウィーク中の5月2日、東京・江東区豊洲の公園には「動くアトリエ」をイメージしたトラックが設置され、移動型ナースリースクールとしてワークショップなどが開催された。車両内にはカラフルなアート素材を用意し、子供たちが自由に選んでフォトフレームやフラワーレイ作りを楽しんだ。同時にリトミックや保育相談も実施された。
このイベントを主催した全国約320箇所に保育園を展開する株式会社ポピンズの栗原英(くりはら・えい)事業開発部マネージャーは、「今回の屋外型保育の試みは感染予防にも適しており、コロナに対応できる新しいコンテンツ。今後、注目していきたい」と語った。
移動ナーサリースクールはゴールデンウィークの5月2日から7日にかけて、東京・江東区豊洲のららぽーとにて開催中(10:00-16:00)。