アラブニュース
ドバイ:報じられているところによると、複数の欧州議会議員が、フーシ派民兵による民間人に対する暴行や、非軍事施設に武器を保管していることを理由に、同組織をテロ組織としてブラックリストに掲載することの重要性を強調した。
2日、イエメン国営通信社SABAは、欧州議会の中道右派会派(欧州人民党グループ)が主催するオンラインセミナーの中で議論が行われたと報じた。
会議の中で、欧州議会の議員らは、フーシ派は民間人を人間の盾として利用し、集合住宅や学校、病院に武器を備蓄し、サヌア空港を軍事基地にしていると語った。
そのため、フーシ派民兵をテロ組織に指定するよう引き続き働きかけると述べた。
EU議会のルシア・レグメンティ議員は、フーシ派民兵による女性や少女に対する犯罪も強調した。
レグメンティ議員は、EUに対し、戦争で荒廃した同国で若い少女を保護し、子どもたちの教育を支援するよう促した。