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サウジと日本の外相、リヤドで原油供給と協力について協議

2025年5月1日、岩屋毅外務大臣とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相。(外務省)
2025年5月1日、岩屋毅外務大臣とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相。(外務省)
2025年5月1日、岩屋毅外務大臣とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相。(外務省)
2025年5月1日、岩屋毅外務大臣とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相。(外務省)
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02 May 2025 01:05:42 GMT9
02 May 2025 01:05:42 GMT9
  • ファイサル王子は、日本への原油安定供給に対する王国のコミットメントを強調した。
  • 両国は国交樹立70周年を祝う

タマラ・アボアルソー

リヤド: サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は木曜日、リヤドで日本の岩屋毅外相と会談し、二国間の関係について話し合った。

サウジ国営通信によると、両外相はリヤドと東京の戦略的・経済的関係を見直し、継続的な協力の必要性を強調した。

日本の外務省によると、岩屋大臣は「長年にわたるサウジアラビアからの安定した原油供給に対して感謝の意を表した」とし、王国が世界の原油市場の安定化において主導的な役割を果たし続けることを期待した。

同省によると、ファイサル王子は「日本への原油の安定供給に対するサウジアラビアのコミットメントを再確認した」とし、原油分野およびクリーンエネルギー分野での協力関係の改善を求めた。

ファイサル王子と岩屋氏は、ガザ地区における停戦の必要性、米国とイランの核交渉、ウクライナ戦争、イスラエル・パレスチナ紛争を終結させるための2国家解決への努力など、地域問題について話し合った。

報道官は会談後、報道陣に対し、「日本はガザの人道的状況を深く憂慮している」と述べ、「イスラエルにもこの戦争を止めるよう強く求めている」と語った。

日本外務省の金子真理子副報道官は、「私たちは恒久的な平和を手に入れる必要があり、2国家による解決がこの平和(と安定)を達成できる唯一の解決策であり、日本はそれを支持してきた」

「ガザ戦争が始まる前から、日本はパレスチナ人が独立国家を運営できるよう、その能力を援助し、支援してきた」と述べ「10月7日以来…我々はガザ地区のパレスチナ人に人道支援を送っている」と付け加えた。

金子はまた、サウジアラビアは「G20のメンバーとして、OPECを通じて中東と世界のエネルギー市場の安定を支援することで、積極的な役割を果たしている」と述べた。

両大臣は、宇宙と国防における二国間協力の強化について話し合った。また、両国が2月に覚書に署名した戦略的パートナーシップ協議会の実施について取り決めることで合意した。

サウジアラビアと日本は外交関係樹立70周年を迎えている。東京は10月に閉幕する2025年大阪万博から2030年リヤド万博へのバトンを王国に渡す、と同省は付け加えた。

ガーズィー・ファイサル・ビンザグル駐日サウジアラビア大使とサウド・アル・サティ政務次官が会談に出席した。

木曜日、岩屋外相はまた、湾岸協力会議のジャセム・アル・ブダイウィ事務総長と会談し、エネルギー安全保障における湾岸と日本のパートナーシップについて話し合った。

両者は政治、安全保障、貿易、投資など様々な分野で協力することで合意した。また、ガザ、シリア、イラン、紅海、東アジアについても意見交換した。

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