• サウジアラビアの26の大学が、王国のパビリオンに113の発明を展示した。
• ジュネーブの展示会は、発明家、研究者、イノベーターが世界中から集まる世界的な一大イベントである。

ジェッダ：キング・アブドルアジーズ大学（KAU)がジュネーブ国際発明展で17の賞を受賞した。

サウジアラビアの26の大学（19の公立大学、2つの独立系大学、5つの私立大学）は、王国のパビリオンに様々な科学、理論、医学、その他の分野で応用された113の発明を展示した。

KAUメディアセンターのスポークスマン兼ディレクターであるモサブ・ビン・ファレ・アル・ハルビ氏は、このコンペティションは学術における科学研究と技術革新の重要性を高めるものであると述べた。

彼は、学生の革新と研究を促進する大学のコミットメントを強調し、大学の貢献は、コンピュータサイエンス、情報技術、医学、工学部部分であると述べた。

KAUが受賞した賞の中には、日付分類アプリケーションでタイ国立研究協会賞、連続モニタリング発明でマレーシア研究科学者機構賞がある。

ジェッダ大学もこの展示会に参加し、2つの銅賞を受賞した。これらは、コンピュータ・ビジョン・ベースのスマート・ビル健全性検査システムと、分散型サービス攻撃（ネットワークやサーバーに対する悪意ある攻撃）を検知・防止するためのツールに対するものであった。

カシム大学は、農業・食品科学大学の研究チームが開発した、ハロ藻類を利用した淡水化システムで銀メダルを獲得した。同大学はまた、別の研究チームが発表した、ナノサイズの錠剤の医薬品賦形剤の製造にナツメヤシの廃棄物を利用するプロジェクトで銅メダルを獲得した。

ジャザーン大学は2つの金メダルを受賞した。薬学部のアシム・ナジュミ氏は、ベンジリデン4,2チアゾリジノンの誘導体と糖尿病治療への利用に関する研究でメダルを受賞した。一方、歯学部のモハメド・マシキ氏は、歯内療法で使用される歯冠の改良で金メダルを獲得した。

同大学のモハメド・アブ・ラシン学長代理は、これらの功績は、発明家への一貫した支援を通じて、同大学がイノベーションを育成し、発明文化を促進することに献身していることを示していると述べた。

ジュネーブの展示会は、世界中から発明家、研究者、イノベーターが集まる世界的な一大イベントである。4月17日から21日まで開催され、50カ国以上から1,000以上のイノベーションが集まった。