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チュニジア大統領、最高司法評議会は「解体」ではなく「変更」。司法大臣が伝える

2022年2月6日、首都チュニスにあるチュニジア最高司法評議会(CSM)本部の、閉鎖された入り口。(AFP)
2022年2月6日、首都チュニスにあるチュニジア最高司法評議会(CSM)本部の、閉鎖された入り口。(AFP)
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10 Feb 2022 05:02:23 GMT9
10 Feb 2022 05:02:23 GMT9
  • レイラ・ジャフェル法相はテレビで、サイード大統領は最高司法評議会を憲法上の機関として維持するだろうと述べた
  • 法相は、大統領は同評議会を規定する法律を変更し、その間に臨時の司法当局を設置するだろうと付け加えた

チュニス:チュニジアの法務大臣は水曜日、カイス・サイード大統領は最高司法評議会を解体するのではなく、変更する予定であると、同大統領と面会後に語った。サイード大統領は数日前に同評議会の解体を明らかにしており、強い反発を受けていた。

レイラ・ジャフェル法相はテレビで、サイード氏は最高司法評議会を憲法上の機関として維持するが、それを規定する法律を変更、その間は臨時の司法当局を設置するだろうと述べた。

法相は、評議会の構成や役割がどのように変わるのか、また臨時機関の構成や役割、任期などの詳細については言及しなかった。

日曜日にサイード氏が最高司法評議会を解体すると発表したことで、裁判官、権利団体、野党、財政危機を回避するために必要な支援を行う欧米のドナー各国からの批判が相次いでいた。

反対派は、同評議会の解体は、司法の独立性を損なうものであると述べている。また、サイード氏は昨年、議会を停止して広範な権力を掌握したが、このクーデターとも呼ばれる同氏の独立支配を強化することになるとしている。

ロイター

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