アラブニュース
ワシントンDC:米国務省のネッド・プライス報道官は金曜日、ウクライナ侵攻によってロシアは「世界の除け者」となったとはいえ、米国はイランの核兵器開発阻止に向けた取り組みをめぐり、ロシアとの協議を続ける意向であると発表した。
プライス氏は、米国当局は今後、「米国の安全保障の根幹に関わる」問題についてのみロシア側との協議を行う方針であると述べた。
これには、ロシアを含む主要国とイランとの間で2015年に結ばれた核合意の再建をめざす協議も含まれるとした。
氏はさらに、「ロシアがウクライナに侵攻したからといって、イランに核兵器開発の許可を与えるものではない」と強調した。