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国連がタリバン支配下のアフガニスタンと関係樹立

カンダハルの検問所に駐留するタリバンのメンバー(2022年3月15日)。(AFP)
カンダハルの検問所に駐留するタリバンのメンバー(2022年3月15日)。(AFP)
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18 Mar 2022 02:03:49 GMT9
18 Mar 2022 02:03:49 GMT9
  • 棄権したロシア以外の14か国が採決に賛成
  • 決議には人道・政治・人権面の複数の協力事項が盛り込まれている

米国・国連:国連安全保障理事会は17日、いまだ国際社会の広い承認を得ていないタリバン支配下のアフガニスタンと正式な関係を樹立することを決めた。

採択された決議では「タリバン」という言葉を使っていない。また、国連が和平のために「極めて重要」としている、アフガニスタンでの1年間の国連の政治ミッションが新たに定められた。

採決では14か国が賛成したが、唯一ロシアが棄権した。

決議には、女性や子供、ジャーナリストに関するものを含む、人道・政治・人権面の複数の協力事項が盛り込まれている。

「UNAMA(国連アフガニスタン支援ミッション)に新しく設定された活動は、人道・経済危機への即時対処にとって重要なだけでなく、アフガニスタンの平和と安定という包括的な目標の達成のために欠かせません」。決議の草案を作成したノルウェーの国連大使モナ・ジュール氏は、採決後にAFPにそう語った。

「安保理は、新たな活動で明確なメッセージを打ち出しています。それは『UNAMAは、アフガニスタンで平和と安定を推進し、未知の挑戦や不確定な状況に直面するアフガン国民を支援するのに重要な役割を果たしている』というメッセージです」

AFP

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