
アラブニュース
ロンドン:イエメン紛争の当事者双方が、今週末から2カ月間の停戦に合意したと、国連のイエメン特使が金曜に発表した。
両者は土曜から2ヶ月間の停戦に合意し、フーシ派が支配するホデイダ港への燃料船の入港と、サヌア空港からのフライトの選択を可能にしたと、国連イエメン特使が金曜に確認した。
イエメンの正統な政府も金曜、捕虜解放の手配、サヌアの空港開放、ホデイダ港を経由する石油船の解放促進のための措置を取ると発表した。
外務大臣はツイートでこれらの動きを発表し、聖なるラマダン月の停戦の呼びかけを支持するものであると述べた。
The parties accepted to halt all offensive military air, ground and maritime operations inside Yemen and across its borders.
— António Guterres (@antonioguterres) April 1, 2022
同大臣はまた、アブドラッボ・マンスール・ハディ大統領からの命令を受け、ホデイダを経由する最初の燃料船2隻の解放も発表した。
サウジ通信社によると、サウジアラビアは土曜の声明で、特使が発表した停戦を歓迎した。
国連と米国の特使は水曜、イエメン軍と、イランの支援するフーシ派による一方的な紛争停戦の動きを、心強い一歩として歓迎する一方で、より包括的な停戦の必要性を強調した。
ハンス・グルンドベルグ氏は声明で、この全国的な停戦は当事者の同意があれば更新される可能性があると述べた。
「イエメンにおける正統性回復のための連合軍」はこの発表を歓迎し、英国のボリス・ジョンソン首相も同じく歓迎した。
I welcome the announcement of a two-month truce in Yemen by @OSE_Yemen.
— Boris Johnson (@BorisJohnson) April 1, 2022
We now have a window of opportunity to finally secure peace and end the humanitarian suffering – I urge all parties to work towards a lasting political solution.
同連合軍は木曜、湾岸協力会議事務総長の要請に応じ、国内での軍事作戦を停止することを約束すると述べた。
また連合軍は、空軍がイエメン国内で戦闘行為を行ったことはないとし、軍事作戦の停止を成功させ、包括的な和平を実現するために、あらゆる手段を講じていると付け加えた。