
AP、バグダッド
イラク議会におけるイランが支援する同盟は、水曜日に、石油産出量の多いバスラ南部地方の知事を同国の次期総理大臣に任命する議案を提出したが、その指名は、政府を引き継ぐ独立した候補者を望んでいるイラクの抗議活動家によって直ちに拒否されたと2人の当局者が語った。
イランの支援を受け、議会のポピュラー・モービライゼーション・ユニットに関係する指導者のいるファタハ同盟は、アサード・アル・エイダニ知事を総理大臣にする議案を提出した。
2人の当局者によれば、バルハム・サリフは議会から報告書を受け取り、その報告書には、イランが支援する同盟は国会内で最大であると目され、それゆえに次期総理大臣を任命する権利があると書かれていた。当局者の話は規定により、匿名だった。
水曜の朝、辞任する高等教育大臣で、自らもまた街の抗議活動家に拒絶されたクセイ・アル・スヘイルは、総理大臣に任命されることを辞退した。
デモ活動による圧迫により、アディール・アブドゥル・マフディー総理大臣は先月の終わりに辞任を発表した。これは、イラク最強の宗教の権威、大アヤトラのアリ・アル・シスターニがアブドゥル・マフディー政権への支援を投げ出した後のことだった。
去年の選挙後に、議会最大の同盟が反対して、新総理大臣を任命する期限が2度にわたり超過した。
現在、同盟は主に2つある---- 1つはサイルーンで、シーア派の人民主義の聖職者、マクタダー・アッ=サドルが率いている。もう1つはファタハで、ハディ・アル・アミリが指揮を取っている。しかし、知られざる立法者が自分の同盟を去って別の同盟に入ることで。同盟の人数は去年の選挙以降、変化し続けている。
直近の土曜日、イラクの連邦最高裁判所は、声明でガイダンスを示したが、最大の同盟を指名するほどにはなっていなかった。それによれば、決定は去年、政権を取った後の最初の国会に基づいて行うべきである。しかし、裁判所はまた、こうも述べた。数個の名簿が1つになり、最大の同盟を作るなら、受け入れるだろう。
同じ日にサリフ大統領は裁判所の返答を議会に送り、立法府にどちらが最大の同盟かを答えるように依頼した。
一方、ディワニヤの南の都市では、先週爆撃によって負傷した活動家が、その負傷により、火曜日の夜に死亡した。彼が死亡したニュースに続き、抗議活動家は、その都市にあるイランが支援する政党の事務所を襲った。