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外国人部隊が駐留するイラク軍基地に向けてロケット弾が発射される

イラクのバグダッドの路上にて、イラク連邦警察と軍用車。(ロイター資料写真)
イラクのバグダッドの路上にて、イラク連邦警察と軍用車。(ロイター資料写真)
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31 May 2022 04:05:04 GMT9
31 May 2022 04:05:04 GMT9
  • 米軍のイラク駐留に反感を抱く、これまでに知られていない「インターナショナル・レジスタンス」を名乗る組織が、テレグラム上の親イラン派チャンネルで今回の攻撃の犯行声明を出した。

イラク、ファルージャ: 30日、国際的な反過激派連合軍の部隊が駐留するイラク軍基地を標的とし、5発のロケット弾が撃ち込まれた。人命や施設への被害はないと軍関係者は述べている。

連合軍の関係者が匿名を条件に語ったところでは、アンバール県にあるアインアサド基地に5発のロケット弾が撃ち込まれたとの第一報が入ったという。

「イラクの治安部隊により迎撃された。これまでのところ、人命や施設への被害は報告されていない」と同関係者は付け加えた。

アンバール県のイラク治安部隊は当初、イラク管轄下にある軍事基地付近に3発のロケット弾が落下したと報告していた。この基地には、米国が主導する対ダーイシュ過激派組織の連合軍部隊が駐留している。

アインアサド基地は、頻繁にロケット弾や武装ドローンの標的となっている。最近では4月30日に2発のロケット弾が基地付近に落下したが、この時も人命や施設への被害はなかった。

米軍のイラク駐留に反感を抱く、これまでに知られていない「インターナショナル・レジスタンス」を名乗る組織が、テレグラムの親イラン派チャンネル上で今回の攻撃の犯行声明を出した。

ロケットやドローンによる攻撃はここ数ヵ月、イラク国内の米軍部隊や米関連施設を標的にしている。その多くは犯行声明を出していないが、米政府は親イラン派組織の仕業として非難している。

イラクは昨年、国際連合軍の貢献により国内のダーイシュ部隊は敗退したとして、連合軍の戦闘任務終了を発表した。

約2500人の米兵と約1000のその他の連合軍部隊が3ヵ所のイラク軍基地に残り、1年以上前から始まった訓練や助言的任務を今も続けている。

AFP

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