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イランは核兵器に「危険なほど近づいている」:イスラエル首相

2022年6月12日、イスラエルのナフタリ・ベネット首相が、エルサレムで開かれた週次閣議で発言している。(ロイター)
2022年6月12日、イスラエルのナフタリ・ベネット首相が、エルサレムで開かれた週次閣議で発言している。(ロイター)
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13 Jun 2022 04:06:30 GMT9
13 Jun 2022 04:06:30 GMT9

アラブニュース

  • ナフタリ・ベネット氏:イランは「いまだかつてない速さでウラン濃縮活動を行っている」
  • 「世界は断固とした態度を取るべきだ……イランの核開発は、止めるまで止まらない」

ロンドン:イランは核兵器計画の完成に「危険なほど近づいて」おり、西側諸国がイランに強硬な態度で臨まければ、核爆弾を製造できるようになるだろう、とイスラエルの首相が警告している。

ナフタリ・ベネット氏は英テレグラフ紙に対し、イランが核兵器保有国になりつつあるという脅威に、西側の同盟国は「気付いて」いると話した。イスラエルの指導者らは英国やその他の国に対し、イランに圧力を掛け続けるよう要請した。

「イランは、いまだかつてない速さでウラン濃縮活動を行っており、核兵器の入手に危険なほど近づいている」とベネット氏は話した。

同氏の発言は、イランのウラン濃縮度が60%、核爆弾の製造が可能な水準に達したと報じられたことを受けたものだ。

「西側からの圧力がなければ、イランのイスラム政権は核爆弾をすぐに入手する可能性がある」と同氏は述べた。「世界は断固とした態度を取るべきだ……イランの核開発は、止めるまで止まらない」

一方、国際原子力機関(IAEA)によると、イランは核開発計画に対する調査に協力しておらず、核施設を監視する監視カメラを、少なくとも2台、突然停止させた。

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