
テヘラン:米国が金曜日にイスラム革命防衛隊司令官であるガセム・ソレイマニ氏をバグダッドで殺害した後、イランの最高安全保障組織は「正しい場所と時」に報復することを誓った。
「アメリカは、ソレイマニ司令官への罪深い攻撃が西アジアにおける自身最大の過ちであることを知るべきであり、アメリカはこの間違った計算の行く末を容易に回避することはないだろう」と国家安全保障最高評議会は声明のなかで述べた。
「これらの犯罪は……正しい場所と時に、熾烈な報復に合うだろう」と同評議会は、ソレイマニ氏の死を受けて臨時会議を開催した後に付け加えた。
同評議会はソレイマニ氏を、「イラン国民のみならず……世界中のイスラム教徒と抑圧された人々にとっての誇り」である「卓越した司令官」と表現した。
しかし、彼の死は「巨大な損失」ながらも、彼の役割は別の司令官が引き受けることになると付け加えた。
また、「イランの武力やその防衛能力の進歩は、その偉大な司令官たちの殉教によってこれまでに失速したことがあっただろうか」とも問いかけた。
ソレイマニ氏は金曜日に、バグダッド国際空港の外で米国の空爆によって殺害された。
イランの最高指導者であるアヤトラ・アリ・ハメイニ師は後に、革命防衛隊コッズ軍のソレイマニ氏の代理であるイスマイル・カーニ氏が、殺害された司令官の後を引き継ぐことになると述べた。
国家安全保障最高評議会は声明のなかで、米国は「この犯罪的火遊びのすべての面の結果について責任を負うべき」であると述べた。
そして「この偉大な殉教の血は……偉大なる国家イランや自由を求める世界じゅうの他の人々にとって多くの恩恵となる」ことを信じると述べた。
AFP通信