
イスタンブール:ファレティン・コジャ保健大臣は木曜、サル痘の症例が37歳の患者に初めて確認されたと発表した。患者は隔離されている。
サル痘ウィルスはアフリカ大陸特有のものであるが、大陸以外の50カ国で新たに報告されている。世界保健機関(WHO)は、これらの諸国で感染数が増加しており、検査を強化するよう呼びかけている。
「わたしたちの患者の一人にサル痘が認められました。患者は37歳で、免疫不全を患っています」とコジャ氏はツイッターに投稿した。
患者は隔離されており、濃厚接触者の追跡も行われ、他の感染例は見つからなかったとした。
WHOの集計によると、5月に大流行が始まって以来、サル痘感染は3,400人、死者1人が出ている。また、例年この病気が広まる国々において、今年は1500人以上が感染し、死者66人が出ている。
WHOは先週、サル痘の大流行は同機関にて最高レベルの警戒である公衆衛生上の緊急事態を意味するものではないとの判断を発表した。
ロイター