イエメン軍、アルカイダ追放運動を開始

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04 Jul 2022 02:07:27 GMT9

サイード・アル・バタティ

アル・ムッカラー：イエメンの特別部隊は南部アビヤン州でアルカイダに攻撃を仕掛けた。アルカイダは復活を果たそうしていると報告されている。

テロ対策精鋭部隊はアビヤンの山や谷に配備された。目的は、アルカイダのイエメン支部である「アラビア半島のアルカイダ（AQAP）」がそうした場所を安全な隠れ場所や南部の政府軍に対する攻撃の拠点にするのを防ぐことだ。

アビヤンのテロ対策部隊のアブドル・ラフマン・アル・ショニーニ司令官は、AQAPが遠方の谷や山に集まり、南部の政府軍に攻撃を仕掛けようとしているという情報を受けた後、この作戦は開始されたと述べた。同氏は、AQAPがアビヤンで復活を果たすのを阻止すると誓った。

同氏の部隊は全く抵抗に遭っていない。なぜなら、報道によるとAQAPのテロリストは、アビヤン州とベイダ州の間の山にある潜伏場所に逃げ込んだからだ。

地元メディアや住民によると、先月、覆面をしたAQAPのテロリストがアビヤンのいくつかの谷や地域に現れ、軍隊を待ち伏せしたり、住民を拉致したりしていたという。

地元の治安当局は、AQAPが先月、アビヤン、シャブワ両州で少なくとも10人の兵士が死亡した一連の攻撃を指揮したと非難している。

2015年にAQAPは、イエメンが内戦で不安定であることにつけ込み、ハドラマウト県、アビヤン州、ラハジ州を含む南部地域の広大な土地を奪った。

アラブ連合軍による軍事支援のおかげで、イエメン軍はAQAPを主要都市から追い出すことに成功した。テロリスト数百人が殺害・逮捕された。

2019年、2020年に衝突した政府軍と分離独立派の「南部暫定評議会」を含む、アビヤンのさまざまな軍隊は先月、AQAPに立ち向かうため、共同司令室を設置することで合意した。

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