
アラブニュース
テヘラン:パレスチナの武装組織ハマスのリーダーがテヘランで、米国の空爆によりイラクで殺害されたイランの司令官の葬儀に参列している。
イスマイル・ハニーヤ氏は、イラン人追悼者たちへの言葉のなかで、殺害されたガセム・ソレイマニ氏を「エルサレムの殉教者」と言い表した。
ハニーヤ氏は、ガザを支配する自身の組織を含むパレスチナ武装組織はソレイマニ氏の道を歩み、「シオニストたちの計画と米国の影響力に立ち向かう」ことを誓った。
ハニーヤ氏がイランを訪れたのは驚きであった。12月にエジプトは、イランを訪れないという条件でハニーヤ氏を2017年の選挙でハマスのリーダーに選出して以来初めて、彼がこの地域を旅することを許可した。アラブおよびイスラエルのメディア報道が伝えた。
イランの最高指導者であるアヤトラ・アリ・ハメイニ師は、先週バグダッド空港付近での米国による空爆で殺害されたイランの最高司令官や他の人々の棺に、祈りをささげた。
ソレイマニ司令官の後継者であるイスマイル・ガーニ氏は、イラン大統領のハサン・ロウハニ氏やイランの他の指導者たちとともに、ハメイニ師のそばに立った。
[caption id="attachment_7177" align="aligncenter" width="384"]ハメイニ師は、死者たちに伝統的なイスラム教の祈りをささげながらある時点で涙を流した。群衆や他の人々は声を上げて泣いた。その後、群衆たちは「アメリカに死を!」と叫んだ。
月曜日のこれより前に、殺害された司令官の娘であるザイナブ・ソレイマニ氏は、父親の葬列で、中東地域の米軍に警告を与えた。
「中東にいる米軍兵士たちの家族は、自分の子供の死を待つ日々を過ごすことになる」と彼女は言った。