
アラブニュース
ロンドン:イランはカセム・ソレイマニ少将殺害の報復として、ドナルド・トランプ前大統領を含むトランプ政権のトップメンバーの暗殺を計画している可能性があると、米国情報機関の報告書が警告した。
国家テロ対策センターが発行したこの報告書では、マイク・ポンペオ前国務長官やケネス・マッケンジー前米国中央軍司令官に対する脅威も確認されていると、インデペンデント紙は報じた。
「2021年1月以降、イランは米国内での殺害作戦を行う意思を公に表明し、一貫してドナルド・トランプ前大統領、マイケル・ポンペオ前国務長官、ケネス・マッケンジー前CENTCOM司令官を報復の優先ターゲットに挙げている」と報告書は述べている。
「イランはおそらく、ソレイマニ氏と同等の地位と身分、あるいは彼の死に責任があると考えられる米国高官の殺害または起訴を、報復行動の成功とみなすだろう」
報告書によるとイランは、元コッズ部隊長の死の報復として、「殺害行為の脅し、国際的な法的工作、イランの逮捕状発行と制裁」など、「多方面のキャンペーンを繰り広げている」という。
ソレイマニ氏は2020年1月、バグダッド空港の外で米国の無人機攻撃により殺害された。