エルサレム:イスラエル警察は月曜、東エルサレムで行われた強制捜索中に、警官を刺そうとしたパレスチナ人の男1人を射殺したと発表した。
警察によれば、警官たちは東エルサレムのカフルアカブ地区で違法な武器の捜索を行っていたという。警官が家に近づくと、ナイフで武装した男が警官を刺そうとしたため、容疑者に向け発砲し、後に死亡が確認されたと、警察は述べた。パレスチナのメディアは、この男をモハメッド・アル・シャハムと特定した。
この事件の前日、エルサレム旧市街郊外で銃を持ったパレスチナ人がバスに発砲し、米国民間人を含む8人が負傷している。
米国務省は日曜遅く、エルサレムで起きたこの攻撃を非難し、犠牲者のうち少なくとも5人が米国人であることを明らかにした。「我々はこの攻撃に直面しても、イスラエルのパートナーたちと緊密な連絡を取り合い、彼らを断固として支持し続けている」と、国務省のネッド・プライス報道官は述べた。
今回のエルサレムでの暴力事件の前、ガザとヨルダン川西岸地区では、1週間にわたりイスラエルとパレスチナ人の間で緊張が続いていた。先週、エジプトの仲介で停戦が合意され、ガザで3日間続いていたイスラエルとパレスチナ人武装勢力との間の戦闘が終わった。この戦闘の間、17人の子供と14人の武装勢力を含む、少なくとも49人のパレスチナ人が殺害された。
停戦合意により1年以上にわたってガザで続いていた一連の最悪の戦闘が終了した翌日、イスラエル軍は、占領下にあるヨルダン川西岸地区のナブルス市で行われた強制捜索中に勃発した銃撃戦で、3人のパレスチナ人武装勢力を殺害し、数十人を負傷させた。
AP