イラン、51都市に民間防衛システムを配備：国防省高官

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イラン、51都市に民間防衛システムを配備：国防省高官

イラン、51都市に民間防衛システムを配備：国防省高官

イランは、イスラエルと米国が近年サイバー攻撃を行ってイランのインフラに損害を与えていると非難している。（ファイル/AFP）

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04 Sep 2022 12:09:42 GMT9

民間防衛システムにより、イラン軍は「脅威の特定・監視」が可能になるとイラン当局者は言う

テヘラン：イランは国内の51の市や町に国外からの攻撃を阻止する民間防衛システムを配備した。国防省高官が土曜日に明らかにした。イスラエルと米国の緊張が高まる中での展開だ。

イランメディアが国防副大臣のメフディ・ファラヒ大将の発言として伝えたところによると、この民間防衛システムにより、イラン軍は「24時間作動するソフトウェアを使用して、脅威の種類とリスクに応じて脅威を特定・監視する」ことが可能になる。

ファラヒ大将は、「昨今、国と国の力関係次第では戦闘の形態がより複雑になっている」と述べ、サイバー攻撃、生物攻撃、放射能攻撃を含むハイブリッドな形態の戦争が古典的な戦争に取って代わったと続けた。

イランの脅威になり得る国については名指ししなかった。

イランは、イスラエルと米国が近年サイバー攻撃を行ってイランのインフラに損害を与えていると非難している。また、イスラエルがイランの核施設の破壊工作を行ったとも言っているが、イスラエルは肯定も否定もしていない。

米国とイランの軍事的緊張は、地域全体を長年悩ませてもいる。最新の動きとしては、イランが紅海で米軍の無人水上艇を拿捕する事件が今週起こった。両国が核協議を進める中でのことだ。

米海軍は火曜日、アラビア湾で米海軍第5艦隊が操作する無人水上艇を拿捕しようとしたイランの革命防衛隊の海軍部隊の試みを阻止したと発表した。イランは、この無人艇が海上交通に危険をおよぼしたと述べた。

ロイター

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