
アラブ・ニュース
ドバイ:エミレーツ通信社によると、新年早々に開催される2023年版アラブヘルスには、70カ国から3,000社以上が参加する予定だ。
主催者のインフォーマ マーケッツ(Informa Markets)によると、このイベントは「ヘルスケアにおけるイノベーションとサステナビリティ」をテーマに、1月30日から2月2日までドバイ・ワールド・トレード・センターで開催される。
昨年は2,800社以上が出展し、ディスポーザブル、整形外科、ヘルスケア、総合サービス、イメージング、医療機器、IT、ウェルネスと予防、インフラと資産の9つの製品分野で最新技術やイノベーションが紹介される予定だ。
インフォーマ マーケッツの展示ディレクターであるロス・ウィリアムズ氏によると、このイベントはヘルスケアの課題に取り組み、ヘルスケアのエコシステムをサポートするためにアラブ首長国連邦政府が行っているイニシアティブを紹介する役割を担っているとのことだ。
「アラブヘルスは貿易やイノベーションを通じて、地域や国際的な政策推進者、思想的リーダー、医療専門家を結びつける重要な役割を担っています」と、ウィリアムズ氏はいう。
「アラブヘルス2022は、184カ国から53,000人以上の参加者を迎え、…28億ディルハム(7億6,230万ドル)を超える取引を成立させました。このことは、世界のヘルスケア関係者にとって、このイベントが重要なものであることを明確に示しています」
来年のイベントでは、スタートアップ企業やイノベーターが製品を展示し、業界の将来について話し合う「トランスフォーメーション・ゾーン」や、世界中から3,200人の参加者と550人の講演者が集まる10の医師生涯教育会議も予定されている。
2023年には、内科、小児科、麻酔・疼痛管理に関する会議が新たに加わる予定だ。
再生可能エネルギーが使用される予定のアラブヘルスは、医薬品や医療技術など11の重点分野に焦点を当て、産業部門の発展と国家経済におけるその役割を強化するためのプラットフォームである「メイク・イット・イン・エミレーツ(Make it in Emirates)」などのアラブ首長国連邦政府によるイニシアティブを支援する上で重要な役割を担っている。