
アラブニュース
アカバ:ヨルダン王立海洋保護協会は、21日、アカバで 「クリーンアップ・ザ・ワールド2022」 キャンペーンを開始した、とペトラ通信が伝えた。
同キャンペーンは、世界の固形廃棄物問題に対処することを目的とした社会貢献プログラムだ。130か国で実施されており、人々が環境保護に貢献する機会を提供している。
ヨルダンでは、地元企業や団体から700人以上のボランティアが集まった。
開会式で、アカバ経済特区庁のチーフコミッショナーであるナエフ・バキート氏は、同キャンペーンは、何万人もの観光客やダイビング愛好家が集まる紅海の街で、環境の中でも特に海洋環境を清潔に保つ文化を醸成することが主な目的だと述べた。
アカバのカレド・ハッジャジ知事は、同キャンペーンは海に流れ込むプラスチック廃棄物を減らすことについて地域社会の意識を高めるのに役立ったと述べた。
「このような取り組みを行うことは、観光地や遺跡、海洋の自然遺産を保存するために、持続可能で汚染のない環境資源を確保するうえで重要である」と、自然保護協会のディレクターであるモハマド・タワハ氏は述べている。
Aqaba Port Marine Services Companyのディルク・ワイネン事務局長は、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に沿った同キャンペーンの生物多様性と生態的均衡を保全するうえでの役割を強調した。