ブリュッセル;日曜日、EUの外務・安全保障政策上級代表ジョセップ・ボレル氏は、イラン政府が国内に広がる抗議活動を一切容認しないことを誓いながら行なっている取り締まりは、「正当化できるものでなく」、「容認できない」と述べた。
22歳のクルド人女性マフサ・アミニさんがイランの道徳警察に拘束され、死亡して以降、抗議活動の波がイランを揺るがしている。
公式発表では少なくとも 41 人が死亡、そのほとんどは抗議者だったが一部イスラム共和国の治安部隊隊員も含まれていたとされているが、人権団体によれば、実際の犠牲者数はこの発表よりも多いとのことだ。
EUを代表して発表した声明の中でボレル氏このように述べている。:「EUとその加盟国にとって、非暴力の抗議者に対する広範で不釣り合いな武力行使は、正当化できるものでなく、容認できるものではない」
「イランが表現の自由をあからさまに侵害する中、関連当局がインターネットアクセスを厳しく制限し、インスタントメッセージのプラットフォームをブロックする動きは、さらなる懸念の原因となる」。同氏はこう付け加えた。
アミニさん は 9 月13 日に逮捕された。逮捕理由は、きつく巻いたヒジャブで頭部を覆うことを義務付ける規則に違反したこと、また破れたジーンズや明るい色の服を着ていたことだ。
日曜日、イランの司法長官は、「寛大な措置は一切とらず、断固たる行動が必要だと強調した」。
AFP