アラブニュース
ドバイ:クウェートは9月29日木曜日に行われた国民議会総選挙の当選者を発表した。
石油資源の豊富な同国では数カ月にわたって政治的な膠着状態が続いていたが、この選挙で当選者が決まった。
クウェート国営通信(KUNA)は、数千人のクウェート国民が投票所に集まり、305名の候補者の中から今後4年間の任期を務める50名のメンバーを選出したと報じた。
また、候補者の中には、5つの選挙区で議席を争った22名の女性も含まれている。2020年12月に唯一の女性議員が議席を失って以来、国会は男性ばかりになった。
KUNAで発表された結果によると、女性当選者は2名のみである。
第1選挙区の当選者
第2選挙区
第3選挙区
第4選挙区
クウェート政府は第5選挙区の当選者を公式に発表していない。
クウェートは湾岸アラブ諸国の中で唯一、完全な選挙制の議会を有する国で、今回の投票はこの10年間で6回目となる。
この選挙は、シェイク・ミシャール・アル・アフマド・アル・ジャベール・アル・サバーハ皇太子が、議員と政府との間の紛争を受け6月に議会の解散を発表し、2年間で4回目となる選挙が実施された。